今週末こちらではガイ・フォークス・デーというものがあり、また友達が泊まりで遊びに来るので、模型活動ができなくなります。日本人的にはガイ・フォークス・デーってなんぞ?と知らない人も多いかと思います。ざっくりと説明すると、昔ガイ・フォークスって人が国会議事堂の爆破を失敗して捕まってその人が処刑された事を祝う日です。毎年この日の夜には、ガイ・フォークスの人形を市中引き回しの上、火炙りにした後に花火で祝う事になっています。建前上では国家危機が回避された事を祝うとなっているようですが、やっている事は処刑された事を祝っているようにしか・・・日本人の情緒的には何とも祝い難い内容ですねぇ(^^;ちなみにガイ・フォークスの顔は皆さんご存知のアノニマスが被っている仮面で有名です。更にナイスガイ等の「ガイ」と言う言葉は彼の名前から来ているそうな。
今更ですが日々の暮らしにも模型活動にもまるで役に立たない情報が得られるブログです(キリッ
って事で今日の作業は不要になったランナーの再利用についてです。
そのまま捨ててもいいんですけどね。でもランナーって関節部の改造とかする時とっても重宝するんですよ。特にABSは弾力があるので可動軸として使いやすいです。ランナーの太さは基本的には3mmなんですが、微妙に太かったり細かったりと3,4種類位太さに違いがあります。製品付属のポリキャップに丁度良い太さの物もあったりするので、数種類程とっておく事をお勧めします。んで、沢山あったランナーをニッパーでバキバキ刻んで似たような色に分類して小袋に分けました。
こんなに貯め込む程は要らないんですけど、やりだすと止まらなくなってしまったのでw
関節用にT字や十字状に切り出せる物をあらかじめ切り出しておきました。他にもランナーの形状によってはクランク状になったものや、軸がズレた状態になった物まで多種多様な関節軸を切り出しました。この先使うかどうかは謎ですけどねw 似たような軸を自作しようとすると結構手間がかかったり、強度が問題になったりと、色々面倒なので、ランナーで丁度良いのがあると本当に助かります。
毎度ワテクシのブログでちょこちょこ登場する貧乏臭い手法ですが、スジ彫りのリカバリにも使えます。ランナーをナイフ等でカンナがけして削り節を作り、流し込み接着剤を使用して削り節を溶かしながらスジ彫り失敗した部分に溶着させると素材が同じなのでよく馴染みます。流し込み接着剤なので乾燥するのも早く、乾燥後にヤスると跡が殆ど消えて他と見分けがつかなくなります。もちろん同じ素材なので同じ所に再度スジ彫りしても同じ彫り心地です。プラのカラー(例えば赤)によっては跡が目立つかもしれませんが、塗装派の人には関係無いかと思います。
まぁ昔から似たような手法はあって今更感ハンパ無いかと思いますが、パテをわざわざ買わなくても出来ちゃうよ〜って事で。皆さん自分に合った方法でリカバリするのがいいかと思います。ワテクシはこの方法が超好きなだけですw パテの方法が慣れている方はそちらでも充分かと思います。
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